2009年10月22日

ガッカリばっかり

 彼は、人の話を聞くときに激しく貧乏揺すりをする。



それは、「その話、早く終わってくんないかなぁ?!」というように感じられる。



今日、彼と話をした。 いつもと同じ 貧乏揺すり。



私が話をしたくてそこに行ったんじゃない。 彼に呼ばれたから行ったのだ。





彼は、現場の最高責任者である。



家族でいえば、家長である。




でも、彼はその「家」の構成メンバーに一切興味が無い。




「君たちのやっている研究は、研究集録に載るのか?」




と 彼は尋ねる。





私は細かく説明し、既にその原稿を提出していると伝える。





「君たちがやっていることがあまりつかめない」という。




私は、その提出した書類を「(あなたにも)提出しましょうか?」と訊く。






私には、わかっている。




答えがわかっているのに、訊く。




そして、彼は 私が既に知っている答えを返す。





つまり、何も言わないのだ。






彼は、自分の組織に一切興味が無い。





「君たちは何をしている?」と訊いているけど





本当は、訊いているだけで 「何をしているのか」を知りたいわけじゃない





落胆させられてばかりの365日が過ぎて、





私はもう 今更 彼には何も期待しない。





本当は 「君たちは何をしているんだ! やっていることが見えないじゃないか?」
の後で




「早く、その書類を持ってきなさい。」というべきじゃないの?





あなたは、「通りすがりに立ち寄った、地域の初老の男性」じゃない。




あなたは私たちの上司であり、船長のようなものなのに・・・







教頭先生は、でも代わりに応えてくれた。




「提出してください。」





言葉の力を知る。 




ちょっと 救われた気持ちになる。 


同じカテゴリー(related to the job)の記事
サイズ
サイズ(2011-04-16 11:01)

イニソマヌコト
イニソマヌコト(2011-03-08 21:38)

orange day
orange day(2010-09-27 23:37)

フフフ
フフフ(2010-08-04 10:53)

縄跳びの如き
縄跳びの如き(2010-07-21 22:31)

牛舎の中のように
牛舎の中のように(2010-07-19 20:04)


Posted by ico the second at 22:09│Comments(0)related to the job
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

< 2025年03月 >
S M T W T F S
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
TI-DA
てぃーだブログ
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 38人
プロフィール
ico the second
 20の時に、「行きたい国に旅する人生」を目標設定し、すこしづつ実行中。
 過去に旅した国は、
 台湾(国ではないが)→アメリカ→中国→メキシコ→内モンゴル→ブラジル

 今後訪れたい国は、
 イギリス、イタリア、ロシア、ブルネイ、スペイン、フランスなど。
オーナーへメッセージ