よーんなーあっちみそーりよーたい、ふぅ？

　「僕は奥さんのお陰で、結婚してからも同じフット・ワークで動けている。」


いつもなにかしら動いていないと気が済まない「かさかさ～」の気質なのらしい。



　その人は饒舌過ぎて、第一印象が悪かった。


その後、偶然に知り合いの幼なじみだとわかり、今回も仕事をお願いすることになった。






　話をしているうち、『この人は、独立を考えているのかな？』と思ったのでそう聞くと
一緒に来た同僚を少し気にした後、黙って笑顔で頷いた。



　彼の話は、これまでの歴史と　今後の夢。　そして、それを支えてくれる家族の支え
についてだった。



　話を聞いていると、　（1時間近く！！笑）


「この人の独立は、上手く行きそうだ」と思えた。



　彼が奥さんについて話しているのを聞くと、それが「土の人生」だと思えた。

「かさかさ～」の彼とは違い


　彼女は、おっとりとした女性だと言った。




彼は、「正しい人」を選んだのだと　羨ましく思った。







　時には、「花の人生」同志の結婚もある。


土がないから、両方が枯れてしまう。


　同僚に



旦那さんが土の人生で、奥さんが花の人生を持つ人がいる。



彼女は、最初の結婚が上手く行かずに

５才の子供を連れて　２番目の結婚をした。



２人はその後３人の子供を作り


最初の子供を　本州の大学に通わせている。




　その彼は、職場で自分の仕事じゃない仕事も引き受けて
出来る男として名が通っている。



　奥さんの帰りが遅ければ、料理もする。



　

振り返って、私は？




　風に揺れる　土のいらない　エアプラントかもしれない。