よーんなーあっちみそーりよーたい、ふぅ？

　以前の勤務先の最後の年に、私はfreshersを担当した。



5年間の勤務の間に、4度の担任をした。



私には、担任の才能が無い。



英語を教えることは、いい。　「上手い」と云われることもある。





そんな私が、その場所を去る年に贈り物を与えられた。




1年間、いつも感動していた。




16年間のキャリアのなかで、一番笑顔のあった1年だった。




素晴らしい子供達だった。





ある時、ある男の子に「いつも良い笑顔でいるね～」と声をかけたら




「先生がいつも笑っているからだよ。」と、彼は応えた。









男子22名、女子17名。



イマドキ　1くらすにこんなに大勢の子供はいないけど
良いメンバーがたくさんいたから



「こんなに？！」と

思ったことはなかった。









その中の二人、男の子と女の子は


出て行く私が、気になっていた2人だった。


女の子は、ほんとにきっかけもわからない状態で
学校に来れなくなった。


昔の職場の同僚に会う度に、「Ｃさんは、来てる？」




その彼女が、最後の年はちゃんとほぼ毎日通ってると
聞いた。




安心した。









そして、Ｓ君。





彼は、3年生になって　休みが増えているらしい。



彼にとって、この3年間は不本意だったかもしれない。

(学校の状態が良くなくて、揺れ動きやすい彼はもろに
その影響を受けてるみたい。)



人の心を読むようなタイプで、笑い顔がすごく可愛い。





　今日は、彼の誕生日で




15才になる。







　今度の3年間は、花開いて欲しい。