とぅ~たんぬはなし~
今日、沖縄(と奄美)は台風に巻き込まれています。
と言っても、私の住んでる南部では大雨が降ってるだけで
台風とは呼べない状況です。 これを台風とは呼べない。
私の小さな頃の台風は、まったく「こんなもん」ではなかった。
それなのに、今日は9:30には退勤でした。(8:00出勤なのに、ね。)
今回の台風は異例でした。
対応が
無風で雨も降っていなかったのに、「暴風域だから10:00にはバスは運行停止」に・・・
しつこいけれど、私が子供の頃は、
かじば~ば~してるのに、もちろん外に出て遊んでいました。
常平生(つねへいぜい=ちゅにひ~じ~)とは違う風の勢いと大粒の雨に
子供達は興奮して動物のように遊んでいたものです。
ある年の台風の日に
いつものように外で遊んでいると、怖いとぅ~たんぬはなし~をされました。
当時の沖縄はトタン屋根の家々も多かったのです。
今でも貧しい沖縄ですが、当時はもっと貧しく
トタンで葺いた屋根が強風で吹き飛ばされ、道を歩いていた
男の人の首にあたり、
バッサリと首を切り落としたそうです。
その男の人は、首(頭)が無い状態で2,3歩歩き、
バッタリ倒れたそうです。
うお~っ
子供心に、とっても恐ろしく
その話を聞いてからは
外で遊ぶときには、腕を首の後ろに回して(ガードして)いたものです。
それでも、遊んでいたのですが・・・ (笑)
沖縄の人が内地に行ったときに、内地の家を「ちゃっちい」とか
「こんな家、絶対台風にはもたない。(もちこたえられない)」と
思ったり、内地の人が「沖縄の家はガッチリしてる」って
思ったりするのは
台風の被害を受け続けてきたか、そうでないかの違いでしょうね。
たぶん、ね。
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