荒れ放題の、元サトウキビ畑
誰の家でも、父か母のどちらか
父親が強い影響力を持つ家庭
母親が強い影響力を持つ家庭
両方がパワフルな場合でも、必ず 集団をしきる人
は、厳密には一人なのだ。
(スパイスをきかせる人はいても。)
6人兄弟の6人のの中で、農業を仕事に選んだ人は
一人もいない。
母は、「一番難儀な仕事をする人が、一番儲けが少ない」
と、よく言っていた。
ホリエモンが時代の寵児だったときに、その言葉が脳裏に
浮かんだ。
言葉は考えを表していて、基本的に考えは目に見えない。
(感じ取ることは結構できるけど)
NHKのラジオ放送をBGMに育ち、「男女の別なく、やる気が
あるなら借金してでも」 「やりたいところまで勉強させる」
が、集団のしきりやだった母の口癖で
母が、それを有言実行した結果
今、「はる」は「もう~」になっている。
正月前に、嫡子の弟と一緒にぐしちゃ~を野焼きしながら
「でも、やっぱり 誰も 畑をしないことを 母は寂しく
思っているだろうな」と考えていた。
でも、やっぱり 「雨に濡れたチョコメロンパン」はもう食べたくないし
すーらを切り落とすときに、 雨が ツーッと手から脇へ流れ落ちる
冷たさを感じたくは ないん だけど。
そろそろ、月夜に サトウキビの花が銀色に光って
幻想的な 沖縄の夜が終わる。
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