紳士なる不審者
むか~し むかし
東京新宿で、映画を見た。
Diane Laneの"lady beware"
「愛は危険な香り」という作品。
今ではもう、内容ははっきり覚えていない。
が、その時のことをはっきり覚えている。
チケットを買い、席につく。
中央通路から右。 一つ座席空けて
2番目に座る。
ライトが落ちて、館内が暗くなった。
映画が始まる。
確か、電車通勤のダイアン(?)
が変質者にストーカーされる。 で、対決。
みたいなストーリー。
映画が始まって10分? 15分?
上映途中から入って来る人が・・・
足音がして、その人は私の左に。
その男性が座ったとき、なんだか変な感じがした。
5分後、彼は足を組んだ。
(ありっ!? うぬちょ~ 変態? 痴漢?)
それから、5分後。 足を組み直す。
その際に
私の膝の上に彼のコートが軽く被さった。
(あいぇ~ あん やるはじ。)
それからは、映画なんか頭に入らない。
私の体の左半分の神経が、怒った猫の毛のように・・
彼がコートの下から こちらに手を伸ばし始めた瞬間!!!!
私は、ガタンと音をたてて立ち上がった。
すると、その人も何もいわずに立ち上がり、
あっという間に、小走りでドアから出て行った。
ドキドキしながら、又、座って映画を見た。 (もう内容なんか頭に入らなかったけど)
やなひゃ~! げれんっ!! ぬ~かんげ~と~が?
もう、映画どころじゃないじゃん。 お金返せ~。
やしが、東京んでぃる とぅくま~ うすまさぬ。 じょうとう ちん ちちょうてぃん いふな ちゅぉ~ う~さや~。 (ドキドキ・・ドキドキ)
しばらく、スクリーンを見るともなしに見ながら、
あの人、仕事ですごいストレスで、あんなことしてるのかね~。
それ、犯罪だけども?
そんなことするより、うちな~で う~じかたみや~してみたらいいかも。
汗と共に、ストレス流れるはず。
それか、カンボジアで地雷撤去のボランティアするとか?
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